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HOMEアイデアの紹介【アイデア自作品】(page1)ふとん乾燥機を利用した浴室乾燥機

アイデア名:ふとん乾燥機を利用した浴室乾燥機
 
概要:
  普段はほとんど使っていない「ふとん乾燥機」を有効利用し、浴室乾燥機を自作しました。
 温風は浴室のドアの下部にある通気口から入れます。
 
 注)この方法は、ふとん乾燥機の正式な使い方ではないため、故障などを引き起こす
   危険性があります。実施される場合は過熱や、湿度による漏電などに注意し、
   自己責任でお願いします。
  (臭いや音に注意し、異常があれば直ちに使用を止めてください。)


購入品:
 (1)樹脂製エアコン取付架台(LC-360N):98円(INABA DENKO)
 (2)ウォールキャップ(WC-65N-I):159円
 以上は、クーラー用配管などの工事材料を扱っているホームセンターにあります。


 (3)スポンジパッキン(t10×W30×L300)2本:156円×2=312円
 (4)トラスタッピングねじ(M3×10mmSUS):140円(16本入)
  

準備する道具:
 (1)はんだこて(40W)
 (2)ドリルドライバー(外径2mmと3.2mmのキリも必要)
 (3)強力両面テープと低反発性スポンジテープ(エプトシーラー)
 (4)養生用テープ(白)


製作手順:
 (1)ウォールキャップを組立て、カット線に沿って割る。
  (この時カッターなどで、切りスジを付けてから割ること。)
 

 (2)エアコン取付架台に、ウォールキャップ用の穴を開ける。
  今回は、材料がPP(ポリプロピレン)のため、はんだコテの熱で切断(溶断)した。
  (PPは150ºC程度以上で簡単に融ける。)
 (3)上記(2)で開けた穴はガタガタしているので、カッターできれいに修正し、
  ウォールキャップを取付ける。(ここでトラスタッピングねじを使用)


 (4)ウォールキャップ側に低反発性スポンジテープを貼り付ける。
  空気漏れが心配になったので、シリコンシーラントで隙間を埋めておく。
  また、温風が直接当たる部分に念のためアルミテープを貼っておくことにする。


浴室のドアへの取付け:
 (1)スポンジゴム(厚みt10mm)と強力両面テープを利用して、浴室のドアに貼り付ける。


 (2)浴室ドアに直径2mmの下穴を開け、トラスタッピングねじで補強する。
  通気口の、残りの空いた部分に養生テープを貼り付ける。(空気漏れを止める。)
  最後に、ふとん乾燥機のホースを取付ける。


使用状況:
 (1)最初のセッティング(ふとん乾燥機は床置き)


 (2)細君による指摘後のセッティング(ふとん乾燥機はチェーン吊り)
  例によって、「じゃまになる!」と連呼され、改善しました。
  先端にSフックとスナップを取付けたチェーンで、ふとん乾燥機を吊る方法に変更しました。
  これにより、浴室のドアを開閉しても、ふとん乾燥機ごと動くので干渉しません。



自己評価:80点
  夏場の熱気抜きや浴室乾燥、梅雨時の洗濯物の乾燥などに活躍しそうです。
 市販の浴室暖房乾燥機は高価であり、施工代金もばかになりません。
  今回のふとん乾燥機は、消費電力500W程度の非力なものですが、それなりの効果はあります。
 樹脂製エアコン取付架台を利用できたのがポイントで、実費は700円程度に収まりました。
 注)この方法は、ふとん乾燥機の正式な使い方ではないため、自己責任でお願いします。
  備考)使用したふとん乾燥機のスペック
     メーカー:MITSUBISHI/形名:AD-C200/消費電力:530W
     安全装置:59ºCで手動復帰式安全スイッチが作動(従ってかなり安全といえる。)
          ヒーター部は温度ヒューズ121度、モーター部は温度ヒューズ119度で溶断

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