管理人は、2010年4月5日に「各社LED電球の比較.xls」という資料を新規作成している。
この当時は、性能表示や実際の光学性能がバラバラで、各社が低価格化の戦国時代であった。
低価格化の流れは、確か2009年7月頃にシャープが先陣を切って発売して話題になったのを
覚えている。またこれは東芝ライテックやパナソニックに対しての挑戦状でもあった。

　当時のＬＥＤ電球はひどいもので、裸電球の状態で直下照度を一般照明用電球と比較して、
明るさ４０Ｗ相当、６０Ｗ相当などと表示していた。横方向や後方には全く光が出ていないし、
演色性（色の見え方）もひどいものだった。さらに電磁的ノイズや光のフリッカ（ちらつき）
もお構いなしのＬＥＤ電球が多かった。

　管理人は照明士（照明コンサルタント）であり、カラーコーディネーターでもあったので、
これは許されないと思い、混乱しないように「各社LED電球の比較.xls」を作ったのである。
ただし、ＪＩＳ規格化や電気用品安全法の整備が整い、表示や性能が安定してきたので、
そのお役目も終わったかなと思っている。また、生産終了品や新製品が店頭に入り混じり、
特価販売が頻繁に行われていて実勢価格の把握が困難になっています。
【関連資料】
・【製品安全テーマ】のページ／ＬＥＤ照明器具(ＬＥＤ電球含む)の安全性(規制)強化

　このような中、本日の「各社LED電球の比較.xls」の更新をもって、最終更新とさせて
いただきたいと思います。管理人が自ら家電量販店（EDION、Joshinなど）を回って集めた資料です。
・各社LED電球の比較表（口金：E26の一般電球タイプ）.xls(122KB)（最終更新日：2012/11/25）

以上、今後とも宜しくお願い申し上げます。