管理人の気ままな日記気ままな日記TOPへhistoryBACK

←PREVNEXT→【2016年1月】> 20160103/春日大社に初詣に参りました。(奈良の早起き)

 管理人の初詣は、大抵は「春日大社」を参拝しますが、実はここ2年ほどは初詣をして
いませんでした。昼間に行くと混んでいるのは分かっていたので、夕方6時に参拝しました。
また表参道をまともに歩くのではなく、大仏殿前の交差点を上ってわき道を歩いて最後に
表参道に合流するのがよいでしょう。もちろん車で来るのは避けたほうがよいと思います。
(特に三が日の昼間は混雑します。)
春日大社
 春日大社は神護景雲2年(768年)、平城京の守護と国民の繁栄を 祈願するために創建された神社です。 春日山原始林に続く御蓋山 (みかさやま)の西麓に鎮座する藤原氏の氏神を祀っています。 神が白鹿に乗って奈良の地においでになって以来、鹿は神の使いと されています。平成10年(1998年)、古都奈良の文化財として 春日大社と春日山原始林が世界遺産として登録されました。

 奈良のむかし話でこういうのがあります。春日大社の鹿は神の使いとされ、鹿を殺した者は 「石子づめ」にされることになっていた。ある冬の寒い朝、春日大社への参道のお店の前に鹿 が死んでいた。お店の人が朝起きて戸をあけてみたら、自分の店の前に鹿が死んでるやないか! その人はえらいこっちゃということで、鹿を隣りの家の前に引きずっていった。それからしば らくして、その隣りの人も起きだして店の戸をあけると、鹿が死んでるやないか、こらえらい こっちゃということで、同じように隣りの家の前においておいた。その隣りの人も、またその 隣りの人もみんなおんなじように鹿を引きずっていった。それで一番おそうまで寝ているねぼ すけのところまで、鹿は引きずられていった。そんなことも知らずに、そのねぼすけはぐうぐう ねとったら、ドンドンと戸をたたく音がしたので、目をさまして戸をあけると、家の前に役人が 立ってるやないか。「お前がやったんやろ。ちょっとこい。」ということになって役人に連れて いかれてしもうたんや。こんなことがあったさかいに、昔から奈良の人は、みんな早起きやと、 いうこっちゃ。(奈良の早起き※より) ※「奈良のむかし話」 奈良のむかし話研究会編 日本標準発行    昭和五十二年九月一日初版発行 団体価格1200円   管理人はこの本の初版本を持っています。  奈良のむかし話装丁表紙奈良のむかし話「奈良の早起き」 奈良のむかし話(発行者)
復刻版が出ているようです。

以下に、写真を5枚ほど付けておきます。(デジカメは、RICHO CX5です。 オリジナルサイズは2048×1536 ですが、480×360 に圧縮しています。)  表参道の仲見世         表参道の仲見世(懐かしい露店)  もうすぐ本殿への入口         もうすぐ御本殿への入口付近  有名な万灯篭         有名な万灯篭が置いてあった  猿沢池の北側より、垂れ柳越しに       猿沢池の北側より、枝垂柳(しだれやなぎ)越しに  東向商店街も、夜7時半頃にはガラガラ        東向商店街も、夜7時半頃にはガラガラ → その他の管理人の「気ままな旅日記」は、マイセレクション/管理人の「気ままな旅日記」

Copyright (C) 2009 Mottai-Navi All Rights Reserved.