◆アイデア名:
クリップ扇風機の修理(クリップ破損の修理)
◆概要:
クリップ扇風機(クリップ扇)のクリップの部分は、ある程度使用すると必ず割れて
壊れるようにできているようです。
100円ショップの部品をちょいと組合せれば簡単に修理できます。修理時間は、
20分も掛かりませんので、ぜひチャレンジしてみてください。
◆購入部品:
(1)スチールクランプ(6インチ用)を2個:105円×2=210円
(2)金折隅金(SUS製、厚み2mm、サイズ50×50mm)を2個:105円(2個入)
(3)取付金具(SUS製、厚み2mm、サイズ幅19×長さ75mm)を2個:105円(2個入)
◆準備する道具:
(1)+ドライバーとペンチ
(2)なべ小ねじ、平座金、ばね座金、フランジナット
・なべ小ねじM5×30mm程度:1本
・なべ小ねじM5×14mm程度:6本
・フランジナットM5:7個
・平座金M5:7枚
・ばね座金M5:7枚
(3)両面テープ(少々)
◆作業手順:
(1)まず、取付金具(平たい金具)に両面テープを施し、扇風機側に取付ける。
両面テープを施す理由は、回り止めのためです。(一点締めのため)
(2)スチールクランプ側を仮組みする。
(3)扇風機側とスチールクランプ側を合体させ、仮組みしていたネジ類を締め切る。
(4)使用状況
◆自己評価:90点
今回の修理は、100円ショップ部品の組合せだけで済んでいます。加工を伴わず、
ねじ締めだけで完了しています。しかも部品代はたった420円(税込)です。
金具類の寸法がずばりマッチしていたのでラッキーでした。場合によっては金具の
穴あけ加工や切断加工が伴う場合もありますが、その程度はお手の物です。
扇風機の本体はまだまだ使用可能であり、循環型社会の形成と地球温暖化防止に
少しばかり貢献できたと自負しています。