◆アイデア名:
日産 ノート エキゾーストフィニッシャーのビビリ音(共振)対策
◆概要:
日産 ノート のリヤビューで、最も安物っぽく見えてしまうのが、マフラー端部の見栄えでは
ないでしょうか。管理人は必ず、エキゾーストフィニッシャーなる飾り物を取付けるように
しています。ただし、日産 ノート のエキゾーストフィニッシャーはしっかりした造りにはなって
いないので、共振してビビリ音(唸り音)が出て非常に格好悪いことになっていました。
走行中にエンジンの回転数が1,300回転あたりになると、いつもビーンビーンと唸っていました。
これは、アイドリングでは発生しません。
実は今回は先にディーラーに持ち込んで対策を依頼しましたが、完全には直らなかったので、
Mottai-Navi 的粗療法で直してしまいました。
◆準備する工具と材料:
(1)プライヤー(ペンチ)
(2)+(プラス)ドライバー
(3)セメダイン スーパーX(クリア)
(4)両面テープ(耐熱、屋外用)
◆施工手順:
まずホームセンターなどの駐車場で、段差のあるところを探して下図のように駐車する。
(マフラーなどを触る時に、車の下に潜り込んだりジャッキアップしなくてもOK)
(1)エキゾーストフィニッシャーの胴の部分を外す
なべ小ネジ2本で止まっていますので、それを緩めるだけです。
(2)板金の強度を増すため、プライヤー(ペンチ)で曲げを入れる
↑焼きが入っていないので、プライヤー(ペンチ)で簡単に曲がります。
↑取り付け面に両面テープを貼り付けて、ぐらつかないようにします。
(3)元通りに取り付けて終了
↑なべ小ネジが短くて不安なので、セメダインスーパーXで回り止めする。
◆唸り(共振)の発生原因について(考察)
今回は先にディーラーに持ち込んで対策を依頼しましたが、完全には直りませんでした。
フィニッシャーの胴部の切り欠き部分に耐熱テープを貼って共振点をずらそうとしたり、
取付け金具のビスにシリコンポンドを施されましたが、根本対策にはなっていません。
下図のように、図体の大きいフィニッシャーの胴部を小ねじ2本で一箇所止めしているので、
全体的な強度がないのです。要は取り付けても胴部がフラフラしているのです。これでは
共振してくれといっているような構造ですね!
対策としては、取り付け部の面積とねじ個数を増やすか2箇所にする、切り欠き部の板金端部に
折り曲げを入れたり、無駄曲げするとか、ツブシ加工やダボ出しで補強すればOKと思う。
今回は、切り欠き部の板金端部に折り曲げを入れたらかなり強固となり、共振しなくなりました。
◆自己評価:80点
今回は費用をほとんど掛けずに、エキゾーストフィニッシャーのビビリ音(共振)対策
ができました。
日産 ノート で純正エキゾーストフィニッシャーを取り付けてビヒリ音(唸り)が出たら、
ぜひ試してみてください。Let's try!
その他、日産 ノート についての情報は、
懐かしのマイカー(愛車の歴史)をご参照ください。