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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】エキゾーストフィニッシャーのビビリ音(共振)対策

アイデア名:日産 ノート エキゾーストフィニッシャーのビビリ音(共振)対策
 
概要:
  日産 ノート のリヤビューで、最も安物っぽく見えてしまうのが、マフラー端部の見栄えでは
 ないでしょうか。管理人は必ず、エキゾーストフィニッシャーなる飾り物を取付けるように
 しています。ただし、日産 ノート のエキゾーストフィニッシャーはしっかりした造りにはなって
 いないので、共振してビビリ音(唸り音)が出て非常に格好悪いことになっていました。
  走行中にエンジンの回転数が1,300回転あたりになると、いつもビーンビーンと唸っていました。
 これは、アイドリングでは発生しません。
  実は今回は先にディーラーに持ち込んで対策を依頼しましたが、完全には直らなかったので、
 Mottai-Navi 的粗療法で直してしまいました。

準備する工具と材料:
 (1)プライヤー(ペンチ)
 (2)+(プラス)ドライバー
 (3)セメダイン スーパーX(クリア)
 (4)両面テープ(耐熱、屋外用)

施工手順:
  まずホームセンターなどの駐車場で、段差のあるところを探して下図のように駐車する。
 (マフラーなどを触る時に、車の下に潜り込んだりジャッキアップしなくてもOK)
  

 (1)エキゾーストフィニッシャーの胴の部分を外す
  
  なべ小ネジ2本で止まっていますので、それを緩めるだけです。

 (2)板金の強度を増すため、プライヤー(ペンチ)で曲げを入れる
  
          ↑焼きが入っていないので、プライヤー(ペンチ)で簡単に曲がります。
  
          ↑取り付け面に両面テープを貼り付けて、ぐらつかないようにします。

 (3)元通りに取り付けて終了
  
          ↑なべ小ネジが短くて不安なので、セメダインスーパーXで回り止めする。

唸り(共振)の発生原因について(考察)
   今回は先にディーラーに持ち込んで対策を依頼しましたが、完全には直りませんでした。
  
  フィニッシャーの胴部の切り欠き部分に耐熱テープを貼って共振点をずらそうとしたり、
  取付け金具のビスにシリコンポンドを施されましたが、根本対策にはなっていません。

  下図のように、図体の大きいフィニッシャーの胴部を小ねじ2本で一箇所止めしているので、
  全体的な強度がないのです。要は取り付けても胴部がフラフラしているのです。これでは
  共振してくれといっているような構造ですね!
  

   対策としては、取り付け部の面積とねじ個数を増やすか2箇所にする、切り欠き部の板金端部に
  折り曲げを入れたり、無駄曲げするとか、ツブシ加工やダボ出しで補強すればOKと思う。
  今回は、切り欠き部の板金端部に折り曲げを入れたらかなり強固となり、共振しなくなりました。

自己評価:80点
   今回は費用をほとんど掛けずに、エキゾーストフィニッシャーのビビリ音(共振)対策
  ができました。
   日産 ノート で純正エキゾーストフィニッシャーを取り付けてビヒリ音(唸り)が出たら、
  ぜひ試してみてください。Let's try!

その他、日産 ノート についての情報は、懐かしのマイカー(愛車の歴史)をご参照ください。

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