◆アイデア名:
NEC Mate MY26V HDD用ケースファン増設
◆概要:
先日 NEC VALUESTAR L VL100/1A1A を
廃棄して、Mate MY26V/B-Dに移行したのはいいのだが、
増設した(SLAVE)ハードディスク(HDD)の温度が高いので、USBケースファンを流用して、
HDD用の簡易ケースファンを増設したので紹介します。
◆準備する物:
(1)8cm薄型USBケースファン:大阪日本橋のPCNETで30円で購入したものを分解して1個使用
(風量・音量は中程度の物と思う。)
(2)マジックテープ(面ファスナー)少々:常備品、なければ百均で購入
(3)木工用スペード・ビット(平ベタ・ビット)φ12用:常備品、なければ百均で購入
(薄板なので木工用で代用)
(4)電動ドリル・ドライバー:常備工具
(5)その他、穴開け時に裏側に敷く当て木材や紙やすり少々:常備品
◆施工手順:
(1)PC本体のカバーを外す。(方法は各PCの増設マニュアル等に書いてある)
(2)電動ドリル・ドライバーで元の小さな通風穴を利用して穴を大きくする。
(3)穴開け完了後、十分にバリを取ってから、マジックテープを貼り付ける。
(4)完成図
(風はファンからPCケース内の方向へ)
(5)CrystalDiskInfoでの効果確認
図5.1 室温28ºC、HDD用ファン無しの安定時
図5.2 室温28ºC、HDD用ファン有りの安定時は、9ºC下がっている。
ここで疑問、2つ並んだHDDなのに、こんなに違うもの?
試しに室温27ºCの時の、電源ON直後(約4分後)の温度は以下のとおり。
DISK1(MASTER):SAMSUNG SV401H 40.0GBは23ºC、DISK2(SLAVE):WDC WD800BB 80.0GBは38ºC
よって、DISK1(MASTER)は4ºC足した値、DISK2(SLAVE)は11ºC引いた値が真なのか!
◆自己評価:90点
今回は、大阪日本橋のPCNETで30円で購入しておいた、8cm薄型USBケースファンを流用
できたので、実費は30円程度で済みました。
同じパソコンをお持ちの方はぜひチャレンジしてください。ただし、自己責任でお願いします。
また、HDDによってCrystalDiskInfoでの表示がかなり違うことが分かりました。効果確認の前に
電源ON直後の温度を確認して、周囲温度との差を見ておくことが重要となります。