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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】スヌーピー掛け時の修理

アイデア名:スヌーピー掛け時計(からくり時計)の修理
 

概要:
 古いスヌーピー掛け時計(リズム時計製)の時計部分が電池を換えても動かなくなったとのこと。
20年近く前のものだが愛着があるので修理してくれないかとの依頼。時計部分はダイソー(100均)
などの手作り時計キットに交換しても良いとのこと。
 何はともあれ、どこが壊れているのか、まず開封確認してみますか!

開封確認:
 
  裏面から8本のビスを緩めると、裏蓋は外れます。
 
  内部の基板も綺麗だし、半田もキラキラしているので状態は悪くない。
 
  ちょっと待てよ、電池ケースの一部にアルカリ電池の液漏れの形跡がある。(白い粉)
 
  電池ケースを外すと、案の定電線が外れている。しかも外れていた電線の被覆を剥ぐと
  内部の銅線は完全に腐食していた。(比較のため隣に綺麗な電線を置いてみた。)

準備した道具:
  (1)+ドライバー
  (2)ニッパー
  (3)ワイヤーストリッパー
  (4)カッター
  (5)半田ごて(糸半田)
  (6)電線(5、6cm)
 以上は全て常備工具のため、新たに購入したものはありません。

作業手順:
 (1)腐食した電線を外し、適当に探してきた新しい電線に予備はんだしておく。
 (2)新しい電線をはんだ付けする。このとき、電池側の端子が腐食していたので、
  ヤスリ等で綺麗にしてからはんだ付けすること。(今回はカッターの刃でゴリゴリ)
 
 (3)外した部品を元に戻して完了。(電池を入れると完全復帰した。)
 

自己評価:90点
  今回の修理は高評価で文句ないでしょう。管理人はこの程度の修理はいとも簡単に
 やってしまいますが、機械や電気に疎い人であれば、今回の掛け時計はほぼ廃棄処分に
 なっていたでしょう。
  教訓として、掛け時計のように長期に使用する製品はできるだけマンガン電池を
 使用したほうがよさそうです。アルカリ電池の液漏れは厄介です。金属をことごとく
 腐食してしまいます。といいながらも、今回もアルカリ電池を使ってしまいました。
 (電池が切れたらすぐに交換すること。液漏れした場合は、すぐに隅々までアルコール
 などで拭き取っておかないと、今回のようなことになります。)


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