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アイデア名:USB扇風機の修理II(USBタワーファン)
 
概要:
  USB専用の卓上ミニ扇風機(2,000円程度以下)は耐久性がない!2、3シーズンもてばよい方
 というのが管理人の定説です。長時間使うのならやはりAC100V専用品を購入するのがよい。
 夏のシーズンになるといつもUSB扇風機が壊れた!ダメ元でよいので直してほしいなぁ・・・。
 というような依頼がよくある。今回の修理品は1,980円程度のグリーンハウス製タワー型USB
 扇風機で、電源スイッチを入れてもファンが回らない!というものだった。
  結果的には潤滑油(シリコンオイル)のみで修理完了となった。(今後は定期的に軸受け部
 へのシリコンオイルスプレーのみでOK)

【警告!】
  これから紹介する修理方法は、本体を分解しますので、電気や機械の知識がない
 方にはお薦めできません。また、分解した場合はメーカー保証を受けられないので
 ご注意ください。実施された場合の悪影響については、一切の責任を負いかねますので
 予めご了承下さい。全ては自己責任でお願いします。


準備する道具:
 (1)+ドライバー(普通のと精密ドライバー)
 (2)シリコンオイルスプレー(ダイソーで110円)
 (3)その他、エアーダスター、綿棒、アルコールなどの清掃用グッズ
 

作業手順:
 (1)本体(蓋)を分解して、まず内部の状況を確認する。
   本体は小ねじ6本で固定されていました。外した小ねじは外した場所を忘れないように
   台紙などに位置をキープして貼り付ける。(管理人がいつも実施している方法)
  
   試しに、クロスフローファンを外してみる。
   クロスフローファンの軸受けがゴムブッシングだったことに驚く!(防振・防音対策か?!)
  
  

 (2)まずクロスフローファンのフィン清掃
   この手のファン(シロッコファンやクロスフローファン)は羽の清掃がし辛い。
   エアーダスター(エアースプレー)、綿棒、アルコール、ウエスなどで地道に清掃する。
  

 (3)軸受け部(ゴムブッシングの穴)にシリコンオイルスプレーを施す
  

 (4)外した小ねじを元に戻して、本体(蓋)を閉めて完了
  USB電源を入れて、勢いよく回ることを確認した。
  今後は定期的に軸受け部へのシリコンオイルスプレーのみでOKであり、また本体(蓋)を、
  開けずに、外部からシリコンオイルスプレーのノズルを軸受け部に向ければ施工できることが
  分かった。

自己評価:70点
  分解して初めて分かったのだが、通常は軸受け部は金属製が当たり前だと思っていたのが、
 ゴムブッシング製であり、経年で油分が切れたら抵抗が増えて回らなくなるのは当然だと思う。
 今回は運よく潤滑油の施工のみで終わったのでラッキーでした。


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