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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】USB加湿器(超音波式) Bear Drop の修理

アイデア名:USB加湿器(超音波式) Bear Drop の修理
 

概要:
  会社のデスクで約1か月半ほど使用した、ナカバヤシのUSB加湿器「Bear Drop」UA-049が
 急に故障した。今先程まで勢いよくミストが出ていたのに、突然鼻のスイッチが反応しなく
 なったのです。LEDは点灯したままの状態でスイッチが反応しない。定価3,000円程のものを、
 アウトレットで100円で購入したので、ある程度はあきらめているが、管理人的には原因究明
 しないと気が済まない。開封確認して一応の修理と対策を施したので、ご報告いたします。

【警告!】
  これから紹介する修理方法は、本体を分解しますので、電気や機械の知識がない
 方にはお薦めできません。また、分解した場合はメーカー保証を受けられないので
 ご注意ください。実施された場合の悪影響については、一切の責任を負いかねますので
 予めご了承下さい。全ては自己責任でお願いします。


準備する道具:
 (1)No.1サイズのプラス(+)ドライバー
 (2)1.4mmのマイナス(−)ドライバー
 以上は、精密ドライバーセットがあれば事足りる。
 (3)アルコール(基板洗浄用)
 (4)透明アクリルスプレー(防湿コーティング用として使用)
   専用の基板防湿コーティング剤があればなお良し。
 (5)マスキングテープ
 (6)その他、綿棒、ティシュー、新聞紙など
 
 今回はすべて手持ちの部材で間に合ったので、新たに購入した部品はありません。

作業手順:
 (1)本体(頭)を分解して、まず内部の状況を確認する。
   まず4か所のゴム栓を取り外すと、内部にねじ頭が見えたので緩めて開封し、
   頭部から基板と超音波振動板などを外す。(引き抜く)
 
 

 (2)基板の状態を確認すると水没したかのように、はんだの表面(フィレット)がひどく腐食して
   灰色になっていた。スイッチ周りには、コロイド状の茶色い液体がべったり付着している。
   これではスイッチは短絡状態だな!(電気的反応で何かが凝集している?)
 
 

 (3)アルコールと綿棒などで基板表面(特にはんだ表面)を入念に洗浄する。
 

 (4)次にLEDパッケージなどの透光部品やUSB端子、超音波振動板などを養生し、透明アクリルスプレー
   を施す。冬場は乾燥に時間(60分)かかるので、ヘアドライヤーで強制乾燥させるとよい。
 
 
 

 (5)基板と超音波振動板などを元に戻して、ねじ止めしゴム栓を取付けて完了
  (水を入れて動作確認OK)
 

自己評価:80点
  ちょっとマニアック(素人には無理)だったので、評価点は控えめにしておきます。
 この製品はアウトレットな投げ売り商品なので、原則ノークレーム、ノーリターンだと思うが、
 すぐに壊れるとやはり悔しくなる。たった100円で購入できたのでしょうがないかもしれないが、
 物は最後まで大事に使わないといけません!「Mottai-Navi」の精神は息づいている!
  分解して初めて分かったのだが、この製品は使っていると基板面が浸水するようですね。
 使用後は水を抜いて乾燥させた方が良いようです。(会社で使っているなら休みの日は
 持ち帰って太陽(お日様)に当てて乾燥するのがベストかなと思う。)
 


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