◆アイデア名:
(傘の修理)親骨の曲がった傘の直し方
◆概要:
雨傘や日傘の骨(親骨)は、軽量化するため非常に弱くなっています。
親骨の部分に、ある一定以上の応力が加わると、いとも簡単に曲がってしまいます。
今回は親骨の曲がった傘の、簡単な直し方を紹介します。(はんだ付けするだけです。)
◆準備する道具:
(1)はんだコテ(40W)
(無ければこの機会に購入してください。ダイソーなら500円程度です。)
(2)ヤニ入り糸はんだ(ダイソーなら100円程度です。)
(3)ラジオペンチ
(4)木製の板(塩昆布の木箱の蓋、三輪そうめんの木箱の蓋等)
(5)セロテープ
◆修理手順:
(1)傘が開き切っていると作業できません。中間で止めてください。
この時に、セロテープを使います。
【警告!】特にジャンプ傘の場合は、絶対に動かないように強固にテープ留め
して下さい。(外れるとケガや火傷をします。)
(2)曲がった親骨をラジオペンチで修正する。
注)曲がった方向とは逆の方に、強く曲げ過ぎると折れるので注意して下さい。
(3)修理する部分に木製の板を挟み込む。(はんだコテの熱を逃すためです。)
(4)はんだコテを修理する部分に当てて余熱する。(5秒程度)
(5)そのままコテの先端部分に糸はんだを入れる。(5cm程度)
(6)フラックス(松ヤニ)が活性化し、はんだが十分に濡れたら、コテを引いて終了。
親骨の断面はU字溝の形をしています。この溝の断面の半分程度がはんだで埋まればOK。
(7)修理完成図
◆自己評価:80点
はんだ付けするだけで、完全な修理ができます。また出費はほとんどありません。
意外と簡単ですので、皆さんもチャレンジしてください。