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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】セラミックヒーターの泣き所をメンテナンス(清掃)II

アイデア名:セラミックヒーターの泣き所をメンテナンス(清掃)II
 
<以下の記事もご参考に!>
 ・セラミックファンヒーターのメンテナンス(清掃)III
概要:
 セラミックヒーター(セラミックファンヒーター)には泣き所(弱点)があることを、以前にも
一度紹介済みですが、季節がら別の機種でもメンテナンス(清掃)を実施したので再度ご報告致します。
 この種のヒーターは熱交換効率を上げるため、内部ヒーターのアルミ製フィンの目を細かくしてあり、
空気吸入口にあるフィルターを通過したホコリで簡単に目詰まりします。目詰まりすると風量が減り、
温かくなくなります。大方の人は故障(ヒーター切れ)だと思って買い替えてしまいます。

【警告!】
 
  セラミックヒーターの裏面に貼ってある警告シールのとおり、これから紹介する
 メンテナンス方法は、本体を分解しますので、電気や機械の知識がない方にはお薦め
 できません。また、分解した場合はメーカー保証を受けられない場合がありますので
 ご注意ください。
  実施された場合の悪影響については、一切の責任を負いかねますので予めご了承下さい。
 全ては自己責任でお願いします。


準備する道具:
 (1)+ドライバー
 (2)バキューム掃除機

作業手順:
 (1)本体を分解して、内部のヒーター部(アルミ製放熱フィン)が見える状態にする。
   今回の製品は、前面本体と裏面蓋に2分割できる構造で、6本の+タッピンねじで止まっていました。
 

 (2)ヒーター部(アルミ製放熱フィン)のホコリを、掃除機で吸い取る。
 

  アルミ製放熱フィンの80%以上が完全に詰まっていました。これでは温かくないのも当然です。
 
        ↑ホコリで目詰まりしている。        ↑掃除機でホコリを吸い取った状態。

 (3)本体を元通りに組立て直す。
  ここで注意することは、前面本体と裏面蓋を合わせる時に、渡っている配線類を挟み込まないこと。
 
  風量と温度は新品同様に回復しました。

自己評価:85点
  管理人は電気工事士の資格があり、またDIY歴何十年のため、このようなメンテナンスは、
 いとも簡単にやってしまいますが、自信のない方は修理ハウスなどに持ち込んだ方が良いでしょう。


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