◆アイデア名:
自転車チェーンのリアギア噛み込み対策
参)2022/9/3追記 新自転車(27.5WU)の「
自転車の錆び止め処理II(タッチアップ)」にも類似記事あり
◆概要:
先日購入した自転車(S-1)で、走行中にチェーンが後輪側のギアから外側に外れて
噛み込み、ロックされる事象が発生しました。(5回くらい発生したので改善を試みる。)
自転車を止めて、チェーンをリアギアの少し前で持ち上げて逆回転させれば直るのだが、
手にグリスが付いて大迷惑です。
この現象は、6段(トップギア)で高速走行中に(路面が荒れていて)チェーンがふら
ついている時に、クランクを逆回転させるとほぼ確実に発生します。ひょっとして欠陥商品
ではないかとも思いましたが、DIYで直すことにした。(税抜10,000円の自転車は確かに安い!)
とにかく走行中にチェーンが急にロックされるため非常に危険です。
◆準備する物:
【ご注意!】自転車によって、ねじのサイズは異なります。
(1)M5×14なべ小ねじ(2本)、M5六角ナット(2個)、M5平座金(3枚)、M5ばね座金(2枚)
平座金の枚数は出幅調整用のため枚数は適宜とします。なべ小ねじは3点セムスでも可。
(2)プラス(+)ドライバー:一般工具
(3)ラジオペンチ(ナットを締めるため)その他、スパナがあればベスト:一般工具
(4)セメダイン スーパーX(クリア):常備品(このボンドは重宝します。)
(5)セメダイン スーパーX(クリア):常備品(このボンドは重宝します。)
◆施工手順:
(1)まず、リアキャリア(荷台)やフェンダー(泥除け)取付用のねじサイズを調べる。(M5)
(2)なべ小ねじを取り付け、反対側にナットを取り付けた時、ねじのお尻がちょうど
出ない長さのねじを選定する。(M5×14)
(3)一度ねじを外し、セメダイン スーパーXをねじ部に塗布してから取り付て完成。
◆自己評価:80点
これで走行中にチェーンが後輪側のギアから外側に外れて噛み込み、ロックされる
危険な事象を十分に防止できます。費用も正味100円以下だと思います。
(全ての自転車で実施できるわけではないので、評価点は控えめにしました。)
【ご注意!】自転車によりリアギアとフレーム(本体)の隙間や構造が違うため、
最適なねじ長さが異ったり、チェーンがナットに干渉するなどが発生するため、
全ての自転車で対策できるとは限りません。よく観察してから自己責任で実施して
ください。自信の無い方は自転車屋にご相談のこと!