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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】自転車の錆び止め処理II(タッチアップ)

アイデア名:自転車の錆び止め処理II(タッチアップ)、その他調整
 
 

概要:
  自転車などを屋外で使用する場合、酸素がある限り鉄部品は錆との闘いになります。
 部品と部品の隙間で塗装の回っていない部分、塗装のピンボール、溶接のブローホール、
 めっきや塗装面のスリ傷などから必ずと言ってよいほど錆びが発生します。
  管理人は自転車などを購入した時、まず最初に錆び止め処理(タッチアップやクリア塗装)
 を施します。最初にこれをやっておくと、錆びの発生を2、3年は遅らせることができます。

購入部品:
 (1)透明アクリルスプレー:1缶200〜300円前後(管理人の常時在庫品、コーナンが安い)
 (2)タッチアップ用塗料(透明とボディー色):カー用品店で1本500〜600円程度
 (3)アルコール(工業用または燃料用):280円前後(管理人の常時在庫品、薬局で売っている)
 (4)その他、ウエス(ボロ布)や養生テープなどがあれば助かる
  
  

作業手順:
 (1)タッチアップ、クリア塗装する部分をアルコールで脱脂する。
  (アルコールをウエスに含ませて拭く)
 (2)錆びそうな部分にタッチアップまたはクリア塗装を施す。
  (ゴムタイヤ、樹脂部品、グリスアップされた部分などは塗らないように)
  
   このような、ピンホールやブローホールはタッチアップで埋めます。(施工前)
  
   溶接部品の隙間はタッチアップ必須部分です。(隙間を埋めること)
  
   このような、電気めっき部品や溶接肉盛り部分などもタッチアップ対象です。
  
   スタンドなどに透明アクリルスプレーを施す。
  (透明塗料なら少々塗装にムラが出てもよいではありませんか!この場合、分厚く塗る方がベター)

 (3)ついでに定番の、「チェーンのリアギヤ噛み込み対策」も当然実施済です。
   参)旧自転車(S-1-K)の自転車チェーンのリアギア噛み込み対策
  
   トラスビスなどで、赤矢印の隙間にチェーンが挟み込まれないようにする。
   (ビスサイズは現物合わせです)

 (4)ポジショニング
    ポジショニングは最も重要です。今回はハンドルを低くし、サドル高さを上げ、
   サドルの前後調整で最も後ろにずらしました。結果的に95%の満足度で管理人の体格に
   マッチさせることかできました。なぜ95%かというと、足付き性とサドル高さが拮抗して
   微妙に1〜2cmの妥協点があったからです。(ベストポジションからほんの少し低くした)

自己評価:80点
  実費は1200円程度でしたが、タッチアップ塗料や透明アクリルスプレーはかなり余っています。
 定期的に追加で施工すれば良いでしょう。(正直いってカー用品のケミカル品は高すぎる!)
 ただし、費用対効果(CP)は十分だと思います。


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