◆アイデア名:
セラミックヒーターの泣き所をメンテナンス(清掃)II
<以下の記事もご参考に!>
・
セラミックファンヒーターのメンテナンス(清掃)III
◆概要:
セラミックヒーター(セラミックファンヒーター)には泣き所(弱点)があることを、
以前にも
一度紹介済みですが、季節がら別の機種でもメンテナンス(清掃)を実施したので再度ご報告致します。
この種のヒーターは熱交換効率を上げるため、内部ヒーターのアルミ製フィンの目を細かくしてあり、
空気吸入口にあるフィルターを通過したホコリで簡単に目詰まりします。目詰まりすると風量が減り、
温かくなくなります。大方の人は故障(ヒーター切れ)だと思って買い替えてしまいます。
【警告!】
セラミックヒーターの裏面に貼ってある警告シールのとおり、これから紹介する
メンテナンス方法は、本体を分解しますので、電気や機械の知識がない方にはお薦め
できません。また、分解した場合はメーカー保証を受けられない場合がありますので
ご注意ください。
実施された場合の悪影響については、一切の責任を負いかねますので予めご了承下さい。
全ては自己責任でお願いします。
◆準備する道具:
(1)+ドライバー
(2)バキューム掃除機
◆作業手順:
(1)本体を分解して、内部のヒーター部(アルミ製放熱フィン)が見える状態にする。
今回の製品は、前面本体と裏面蓋に2分割できる構造で、6本の+タッピンねじで止まっていました。
(2)ヒーター部(アルミ製放熱フィン)のホコリを、掃除機で吸い取る。
アルミ製放熱フィンの80%以上が完全に詰まっていました。これでは温かくないのも当然です。
↑ホコリで目詰まりしている。 ↑掃除機でホコリを吸い取った状態。
(3)本体を元通りに組立て直す。
ここで注意することは、前面本体と裏面蓋を合わせる時に、渡っている配線類を挟み込まないこと。
風量と温度は新品同様に回復しました。
◆自己評価:85点
管理人は電気工事士の資格があり、またDIY歴何十年のため、このようなメンテナンスは、
いとも簡単にやってしまいますが、自信のない方は修理ハウスなどに持ち込んだ方が良いでしょう。