アイデアの詳細ページhistoryBACK
HOMEアイデアの紹介【その他】グリル鍋を使った石焼きいも

アイデア名:グリル鍋を使った石焼きいも
 

概要:
  コンビニ(サークルK)やスーパーなどに、石焼きいもの販売コーナーがあります。
 管理人は焼きいもが大好きで、週に1回程度はサークルKの紅天使(石焼きいも)155円を
 1本ないし2本買って帰ります。なぜこの石焼きいもはこんなにおいしいのか!
 自分で焼けばもっと安くできるのではないか!ということでチャレンジしてみました。
 温度調節のできる電気グリル鍋と小石があれば簡単にできます。(他に何もいらない。)

 「さつまいも」はでんぷんが豊富でビタミンCや食物繊維を多く含み、便秘やダイエットに
 効き目があるとして、特に女性に人気がある。
  加熱してもビタミンCが壊れにくい特長があり、70ºC前後で長時間加熱すると、デンプンを
 分解して麦芽糖にする酵素(アミラーゼ)が働いて甘味が増す。石焼きいもはこの性質により
 甘味を最大限に引き出す調理法である。

購入品:
 (1)さつまいも:1本60円程度から198円位までさまざまのものがある。
  中でも「紅はるか」などは、値段もお手頃で石焼きいもに最適です。
  今回は、イオンスーパーで大分県産の「紅はるか」を中サイズ3本298円で購入しました。
  

 (2)あら塩:198円(1kg) ←管理人の家には常時ある。

 (3)電気グリル鍋(温度調節可能なもの):(2002年に当時のミドリ電化で1,600円で購入)
  

 (4)小石(800g):今回は100円ショップで、金魚の底石(400g)を2袋購入しました。
  
  金魚用ですが、よく見ると珊瑚のかけらなどが入っており、海辺の小石であることが
  分かる。洗浄と煮沸殺菌をすれば衛生的には問題ないでしょう。

前処理:
 (1)金魚の底石の洗浄と殺菌
  ・小石を鍋に入れ、食器洗い洗剤で洗ってよくすすぎます。
   この時、小さい石や形の悪い石、欠けてる石、汚い石などを選別して捨てる。
  ・今度はあら塩を大さじ3〜4杯入れ、鍋の蓋をして小石をシェイク後、水洗いする。
  ・最後に鍋に水と小石を入れて15分程度煮沸殺菌する。
  ・小石をグリル鍋に入れ、230ºCで水分を飛ばして完了。
  

 (2)さつまいもの下処理
  ・なべに「さつまいも」と「あら塩」(大さじ2杯)を入れる。
  ・フタをして、20秒程度シェイクする。(円を描いたり、上下にゆすったりする。)
  注)あまり長くシェイクしないこと。(やり過ぎると皮がなくなってしまう。)
  ・塩を洗い落として完了。
  

加熱調理:
 (1)小石を敷いたグリル鍋にさつまいもを入れ、蓋をする。
  ・160ºCで10分程度、初期加熱する。
  

 (2)その後、130ºC程度に温度調節して連続加熱する。(2時間30分〜3時間)
  ・出来れば1時間に1回程度いもをひっくり返す。
   面倒なら放っておいてもよいが、片面だけ少し硬くなってしまう。

 備考)温度設定と実際の温度について
  今回の電気グリル鍋では、130ºCの目盛りがありませんでした。
  保温(80ºC)と160ºCの中間付近の目盛りにし、非接触型温度計で確かめながら調整しました。
  
  さつまいもの種類や形状により異なるが、今回のさつまいもは130ºC程度の設定で、
  2時間30分〜3時間でおいしい石焼きいもができました。
  鍋の底で130ºC〜140ºC、いもの下側表面で90ºC〜100ºC、いもの上側表面で70ºC〜80ºC、
  でき上がった直後に石焼きいもを切った断面では90ºC前後でした。

石焼きいもの完成:
 

自己評価:80点
  普通に蒸かしたり、炊いたりするより手間と時間が掛かりますが、本当にサークルKで
 売っている石焼きいもに一歩も引けをとらないものができます。非常に甘い石焼きいもです。
  今回は「紅はるか」ですので1本100円程度でしたが、普通のさつまいも(1本60円程度)の
 ものでも、かなり甘い石焼きいもになりました。(実証済)

→類似提案として、以下も紹介しておきます。
 アイデアの紹介【その他】> おいしいさつまいもの蒸かし方

●オススメのさつま芋とグリル鍋を紹介しておきます。
 


当サイト内の内容、画像の無断転載、転用については固くお断りします。
Copyright (C) 2009 Mottai-Navi All Rights Reserved.