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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】シャワー栓のサーモスタットの取り替え修理

アイデア名:シャワー栓のサーモスタットの取り替え修理
 

概要:
  管理人の浴室にあるシャワー栓は、KVK製のサーモスタット式シャワー混合栓(KF112W)です。
  1ヶ月くらい前から、シャワーを「H」側にしても温かくならない!なんとかしてほしい!
 との声が上がっていた。応急処置として、水側の止水弁を閉め込んで対応していました。
 冬場はこれでもOKだと思っていたら、やはり冷たい水も直ぐに出したい時があるとのこと。
  部品はメーカーサイトで品名(形番)を調べてホームセンターで注文して購入しました。
 取り替え時間は、正味1時間も掛かりませんので、ぜひチャレンジしてみてください。

購入部品:
 (1)サーモスタット用カートリッジ(PZKF112A):税込5,990円(定価は税込7,770円)
 (2)SUS製取付金具(W19×L75×T2mm):105円(100円ショップ品)
 
準備する道具:
 (1)できるだけ刃幅の大きいマイナスドライバー(止水弁の開閉用)
 (2)ラジオペンチ(サーモスタットの引き出し用)
 (3)万力(バイス):210円(100円ショップ品)
 (4)専用工具(自作)、ただし、購入品のままでも可能だと思う。
 
 

作業手順:
 まず、購入したサーモスタット用カートリッジ(PZKF112A)のパッケージ裏に書いてあった
「取り替え方法」を以下に付けておきます。
 PZKF112Aの「取り替え方法」

 (1)止水弁を閉める。(2箇所あるので注意。これを忘れると大変なことになる。)
  止水弁を閉めたら、一度念のために蛇口を開栓して水が出ないことを確認する。
 

 (2)キャップを外すと、マイナス溝が切ってある蓋が見える。
  

 (3)ここで、(2)のマイナス溝が切ってある蓋を緩める。
  通常のマイナスドライバーなどでは到底硬くて開かないので、専用工具を作る。
   a)100円ショップの取付金具(可能であれば、グラインダーで若干形状を成形する。)
   b)万力で挟みこんで曲がらないようにする。
   c)マイナスドライバーを万力に挿し込み、てこの原理を利用する。
  
  

 (4)蓋が開いたら、内部のハンドルをラジペンで摘み出す。
  

 (5)新しいサーモスタットカートリッジと取替え、元通りに蓋とキャップを閉め、止水弁を開けて完了。
  

自己評価:90点
  今回の修理(部品交換)は、部品代と簡単な工具だけで済みました。通常は取替え工賃だけでも
 5,000円程度しますので、かなりの節約になっています。(作業時間はトータル1時間です。)
 シャワー栓(混合栓)などの修理(部品交換)は以外と簡単です。

→同様なアイデアとして、「シャワー栓の水漏れ修理(切換弁の交換)」を紹介しておきます。
 アイデアの紹介【加工・修理方法】> シャワー栓の水漏れ修理(切換弁の交換)

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