【資格試験の詳細】
ビジネス会計検定試験3級の概要、試験対策、試験勉強の仕方などを紹介します。
また、受験テキストの紹介や「オリジナル資料(ポイント集)」なども付けています。
◆資格(試験)名称:
ビジネス会計検定試験3級
◆資格種別:公的資格
◆成績票・合格証発送日:試験日から約40日後
◆合格証書交付日:2019年3月10日
合格証書.jpg(188KB)
◆受験料(税込):4,320円 インターネット申込みの場合、受験料の他に別途410円の手数料が必要。
◆試験日程:年2回(9月の第1日曜日、3月の第2日曜日)
札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、京都、
大阪、神戸、岡山、広島、山口、松山、福岡の中から受験地を選択
◆難易度:★★☆☆☆(最近の合格率は60%前後)
◆主催:大阪商工会議所、施行商工会議所
◆試験情報:
大阪商工会議所/ビジネス会計検定試験 ←先ずは覗いてみてください。
【出題内容・範囲】
◆資格の概要:
ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、財務諸表が表す数値を理解し、
ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。受験資格は、学歴・年齢・性別・国籍等の制限なし。
基本財務諸表としての貸借対照表、損益計算書、およびキャッシュ・フロー計算書(いずれも個別)に
記載されている項目と計算構造について学習します。その上で、企業が成長しているのか、債務等の支払い
能力はどうか、もうける力はあるか、株価は利益に対して高いか低いか等、財務諸表分析の基本を学びます。
(以上、ビジネス会計検定試験/試験のご紹介より)
◆勉強方法(試験対策):
簿記3級や2級の知識があると、会計用語に拒絶反応が出ないのでかなり有利です。そうでない方は、
出来るだけ出てくる用語の意味を理解するようにしてください。単なる単語として覚えるのは苦痛です。
勉強方法としては、公式テキストと公式過去問題集を読んで覚える以外の方法がありません。
ポイントとしては、あまり手抜きをせず、公式テキストの範囲内は全て覚えるスタンスです。
1) 資産、負債、純資産にはどのような項目があるのかを覚える。
2) 損益計算書の5つの利益の構造を理解し、売上高から次々に加減算しながら、当期純利益までの
導き方を覚える。
3)「販売費及び一般管理費」の項目、「営業外収益・費用」の項目、「特別利益・損失」の項目、
その他、会社に掛かる税金(法人税、住民及び事業税、法人税当調整額)の項目を覚える。
4) キャッシュ・フローは、営業活動、投資活動、財務活動の項目と「+か−」を覚える。また、
営業活動、投資活動、財務活動の「+か−」の組み合わせにより、会社のキャッシュの流れと
使われ方を見る。
5) 財務諸表の分析については、いろいろな指標と、3文字英語で表現される指標を覚える。
◆試験対策(参考資料):(管理人のオリジナルポイント集)
以下は、管理人が受験するにあたり、主に公式テキストから抽出してまとめたポイント集です。
公式テキストの内容をコンパクトにまとめてあるだけです。自分に分かるように書いてあり、他人
には分かりづらいかもしれません。あくまでも参考まで。
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ビジネス会計検定3級_ポイント.pdf(229KB)
(以下に、管理人が購入した公式テキストと公式過去問題集を紹介しています。)
◆受験参考書:(管理人が実際に使用したもの)
(1) ビジネス会計検定試験公式テキスト3級〔第3版〕(大阪商工会議所[編])
大阪商工会議所主催の検定試験公式テキスト。3級では、基本的な会計用語と貸借対照表、
損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の基礎知識と、財務諸表分析の初歩を学びます。
(Amazonの紹介記事より)
【注意】第4版が2019年3月末に発売される予定。第25回検定試験(2019年9月施行)から適用されます。
(2) ビジネス会計検定試験公式過去問題集3級〔第3版〕(大阪商工会議所[編])
ビジネス会計検定試験3級の過去問を,公式テキストの構成に沿って体系的に学習できるように
再編成した問題集。テキストと合わせて学習することで効果的な直前対策ができる。
(Amazonの紹介記事より)
【注意】第4版が2019年3月末に発売される予定。第25回検定試験(2019年9月施行)から適用されます。
その他にも市販されているが、公式テキスト・過去問題集以外は不要だと思う。